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Tag: チャールストン・ベイ・ブルース~In American Slavery 5/26Select song by Sail Away /Randy Newman

チャールストン・ベイ・ブルース~In American Slavery

吹き抜ける風も穏やかで人間より敏感な感覚機能を持つ犬や猫といった動物は陽だまりより段々木陰を探すようになった今日この頃です。

現代社会は円安や株の乱高下など1夜にして世界が変わる世の中なのですね。今日はそんな現実から少し逃避して恒例のアメリカ物語でも。

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沢山の方がご存知の海外TVドラマの草分け的な番組に、アメリカの“大草原の小さな家”というドラマがあります。
私も子供の頃に見た記憶があり、大草原で自由奔放の生活をする家族に憧れを抱いた思いが蘇ります。

この物語はアメリカの南北戦争終結後の西部開拓時代を自給自足の生活で転々と移住生活をする白人家族の物語です。
作者はローラ ワイルダーという人。この“大草原の小さな家”は作者が6~7歳までの1年間を描いた実話を基にした物語です。
インディアン達との共存、自給自足の生活をしながら自然との闘いが描かれています。そこにはアメリカ人の思想の根底が垣間見られます。

移民、奴隷解放、南北戦争などからアメリカ人の“自由”への志向の強さは半端ではない事がよく解かります。物語の中で自由と平等が拳を合わせて向き合う場面では必ず自由を選択して強く生き抜く姿が描かれています。

これは、アメリカ人の多くの人の思想の根底には、自由指向の強さのあまり、自由と平等が衝突をするようなとき、いつも平等を捨てて自由を選んできた国民性を良く表しています。
フランスと違い、アメリカでは、平等とは機会を等しく与えることであって一つのパンを分け合って食べる友愛は意味しないのです。

日本が今直面しているTPPにしても先日のblogでも触れた憲法9条にしてもアメリカのこの基本理念をよく理解しておくことがとても重要です。

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私はまだ見てないのですが、奇しくも現在“リンカーン”という映画が公開されヒットしているみたいですね。本日取り上げたテーマに準じて本日はアメリカの恥ずべきスパルタンな真実、奴隷制度に関連した詩をご紹介しましょう。

アメリカの嫌な部分も包み隠さず歌詞に乗せて歌い上げるシンガーソングライターのひとり、LA在住のランディ・ニューマンの作品です。
彼は映画音楽の作曲家としての方が世界的には著名かもしれません。しかし70代は母国アメリカを愛すがゆえ許されない母国の敬遠される部分を平気で歌詞にして歌った詩が多く残されています。

彼のつくり出した映画音楽有名どころでは、「ラグタイム」(1981年)、「ナチュラル」(1984年)、「バックマン家の人々」(1989年)、「わが心のボルチモア」(1990年)、「トイ・ストーリー」(1995年)など、どれもアカデミー賞の候補作になっており、歴史を感じさせるアメリカの家族を背景に彼のノスタルジックなメロディーが奏でられています。2002年の「モンスターズ・インク」でついにアカデミー賞最優秀主題歌賞を受賞しました。実にこれまでに16回ものノミネートされていました。

彼はユダヤ系の有名な音楽家の家系に生まれました。幼い頃からピアノだけでなくオーケストラも含めたあらゆる音楽の素養を身につけました。具体的に言うと家系で3人の著名な映画音楽家が居ます。
「慕情」「王様と私」など、なんと合計9個のアカデミー賞を受賞しているアルフレッド・ニューマンを筆頭に他にエミール・ニューマン、ライオネル・ニューマン、という3人の著名な映画音楽の作曲家は、彼の叔父に当たります。

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さて、本日ご紹介する詩は1972年発表の彼のセカンドアルバム「セイル・アウェイ」より同名タイトルの「セイル・アウェイ」という詩です。この詩には、アメリカ建国の歴史や黒人奴隷たちの物語。特にストレートにアフリカ大陸から奴隷を買い付ける為の詩といっても過言では無いくらい美しきアメリカとはかけ離れたドロッとした血なまぐさい奴隷買い付けの真実が切々と伝わってくるシビアな詩です。彼がユダヤ人という差別階級にあったことも自分を奴隷だったらと感化させてみてよりシニカル物語のような詩を創ることが出来たのかな。

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イギリスの植民地であった頃からアメリカでは、巧みな言葉でアフリカの土人たちを奴隷として買い付けサウスカロライナ州のチャールストン湾に運び入れるというアメリカが隠しておきたい歴史の真実のひとつを歌っています。アメリカの独立戦争は奴隷制度の是非が争点で起こった内戦。チャールストンは奴隷制度賛成を表明した南軍の拠点で戦争が勃発した地でもあった。

この詩に歌われるアフリカ大陸の土人は白人に逆らわず仕えるという奴隷という身分を受け入れ食べ物、着る物、住む所等と檻の中での自由を手に入れた。しかし白人の仕打ちは半端ではない。同じ人間として生まれたのに今でも一部の階層においては同等に扱われることはない。移民の国アメリカにおいても永遠に問われ続けるテーマです。

どの国にも語りたくない過去の真実があるはずです。葬ってしまうより堂々と過ちとして後世に残し問題提示することが大事なのですね。この問題は今アメリカが抱えているの多くの問題や日本が陥っている問題とも少なからずリンクしています。
それではどうぞ~

Sail Away

Written by RANDY NEWMAN

In America, you get food to eat
Won't have to run through the jungle and scuff up your feet
You just sing about Jesus, drink wine all day I
t's great to be an American

Ain't no lions or tigers, ain't no mamba snake J
ust the sweet watermelon and the buckwheat cake
Everybody is as happy as a man can be
Climb aboard little wog, sail away with me
Sail away, sail away We will cross the mighty ocean into Charleston Bay
Sail away, sail away We will cross the mighty ocean into Charleston Bay

In America, every man is free
To take care of his home and his family
You'll be as happy as a monkey in a monkey tree You all gonna be an American
Sail away, sail away We will cross the mighty ocean into Charleston Bay
Sail away, sail away We will cross the mighty ocean into Charleston Bay

Sail Away

訳詩 yasushi Haruno

アメリカって国なら食うには困らないよ
ジャングルを駆け巡り足をすり減らし
傷だらけになることもないよ
神にお祈りして 1日中酒飲んで居られる
どうだい!アメリカ人になるって素晴らしいだろう!

ライオンもトラもマンバ蛇もいないよ
甘く爽やかなメロンやパンケーキも美味いんだ
“人“である喜びを感じられるところ
さあ、船に乗り込んで俺と一緒に海を渡ろうよ

船出の時だ
大海原を渡りチャールストンへ向かうぞ
この船に乗って
大海原を渡りチャールストンへ行くんだ

アメリカでは誰でも自由なんだ
自分の家や家族を大事にして
例えば木の上のサルのように他に何も考えず
幸せで居られる

出港だ
この大海原を越えてチャールストンへ向かおう
さあ 行こう
白い波を幾つも超えてチャールストンへ

youtubeオリジナル音源↓

http://www.youtube.com/watch?v=KrJ0ppDKrww

Live 音源 ↓

http://www.youtube.com/watch?v=KrJ0ppDKrww



コメント

  • 久しぶりのアメリカ物語!いいですね~~大好きなテイスト!!大草原の小さな家~あ~何か見たことあるような、でもこんな歴史的背景があるとは知りませんでした。詩はまじ、奴隷買い付けの詩なのですね!! -- yu 2013-05-26 (日) 02:01:25
  • 現代アメリカのありのままの姿を描く孤高のシンガーソングライター ランディ・ニューマンの名曲ですね。なんとも際どく鋭い視線がたまりません!!最高! -- main man 2013-05-26 (日) 02:08:02
  • yasushiさんと何だかスタンスが同じようなrandy newman。
    アメリカの狂気的な部分や複雑な歴史、華麗な栄光が彼の詩にはあるように感じます。
    どちらもアメリカを愛してやまないがゆえ汚い嫌らしい大きらいなアメリカを露呈して
    テーマとしてとらえ掲げている。 -- トロイメロイ 2013-05-26 (日) 02:20:56
  • アメリカの奴隷制度の拠点となった港か。アメリカ人の大多数も移民の子孫、アフリカ系の黒人とて同じ人間。平等な扱いをうけて当然だ。白人系移民は多く北部に居住していたんだな確か。南部は殆どこのチャールストンがある南部を中心に住んでた。bluesはそうした黒人のどうしょうも無い心の音色が奏でられた魂の音楽だ。これは世界に誇れるものだ。 -- 縄文原人 2013-05-26 (日) 09:21:48
  • なんて鋭くてタイムリーなBlogなんだ。また直接的でない攻め方も素晴らしい。
    ただ単にblog主恒例のアメリカ物語の一端での奴隷問題へのアプローチではない。奴隷制度問題を取り上げた真相は、現在日本で問題になっている。橋下発言、従軍慰安婦問題に関する「謝罪要求」と奴隷制度問題に関する「謝罪決議」とは似たような判断基準で出されていると見るべきだろう。

    アメリカのバージニア州の議会においても慰安婦問題と奴隷制度問題は同根だと決定付けている。少なくとも、「当時の法制度において合法であったかどうか、当時の道徳感覚において悪とみなされていたか」は問題にしない態度であることは分かる。

    アフリカ人奴隷が初めて到着して約400年となる。
    決議は「あらゆる人権はく奪行為の中で最悪であり、わが国の歴史上で建国の理想にも最も背いている」として奴隷制度を批判するとともに、奴隷制度の廃止後も「組織的差別や人種差別強化などの陰湿な制度や、アフリカ系米国人に対する人種的差別や偏見、誤解に基く慣行が続いた」としている。米先住民族に対する搾取にも言及している。

    素晴らしい! -- マカダミアンシュリンプ 2013-05-26 (日) 11:52:58
  • 奴隷制度=慰安婦問題か!すごい確かにリンクするわ!!

    アメリカのネバタ州では州認可の売春という職業が存在する。
    アメリカの他の州にはないのだけれど。

    ネバダ州は砂漠のほかにはこれといった産業が何もない所で、ラスベガスとかリノといったギャンブルを除き。西部開拓時代、カリフォルニアの金鉱を目指して進む男達の宿場町のような役割を果たしていたという歴史的背景=宿場町の売春宿。

    同じカジノがあってもアトランティック・シティーは何と言ってもニューヨークの隣の州なので、売春を公認することには住民達が反対するからマフィアが作るの断念したという推測が成り立つ。

    渋い声のアメリカのうたを教えてくれてありがとう!
    -- 応仁のLAN 2013-05-26 (日) 13:17:52
  • GooD Job!! -- duke 2013-05-26 (日) 18:21:04
  • いい話題ですね~さすがタイムリーヒッター!!
    アメリカにおいて現代でも奴隷制は続いています。
    現代奴隷制は、奴隷とまったく分からないように奴隷とされているのです。
    ただ、確かに、それは徐々に破壊されています。その根元の力は庶民が目覚め始めた事による時代の変化によって起こされています。
    庶民が立ち上がることが重要なのです。如何なる時も!!

    -- ムシャノコウジ 2013-05-26 (日) 18:33:55
  • 少し悲しい詩だけどリアルな当時の現実がわかる勇気ある詩ですね。 -- れいん 2013-05-28 (火) 23:12:08
  • アメリカでは今だに。「ユダヤ人が十人歩いていても呼び止められないのに、黒人が三人歩いているとギャングと見なされる」のような光景をよく聞く。
    偏見に満ちている。浅い歴史しかない国の。 -- ホットチョコレート 2013-05-29 (水) 08:21:48
  • アメリカの奴隷問題は根深い。南北戦争当時はリンカーンは変革意識と平等な社会が必要だという信念を掲げ南北戦争で勝利した。
    だが未だにこれに反するとする白人層は多くいる。先住民やヒスパニックですら人間として平等に見てない奴らがね。
    -- ソドム 2013-05-29 (水) 08:40:03
  • アメリカの真の窮状は膨れ上がる膨大な軍事費と、増え続ける対外債務です。そうおっしゃるとおりお金がない。火の車!
    その分かり切った経済の構造の真実をどこも公然と触れない。NHKは特に訳のわからない経済評論家を呼んで来て、何にも訳が分からない経済理論を振りかざし、結局何にも分かららない視聴者を煙に巻いてお茶を濁すという下らない事をやっているに過ぎないのです。全体の5%にしか過ぎない輸出企業の業績が上向きでボーナスが増額なら大手500社がそうだということになっている。
    現実が伴なわないアベノミクスで経済は上向き嘘ばかり垂れ流す。
    円安で庶民の生活はじょじょに悪化を辿ることは言うまでも無い。
    政府は世界経済とかかわりのある5%の大企業が儲かればそれでいいの。
    -- 天然アロイ 2013-05-30 (木) 22:08:29
  • アメリカでは米国債の値崩れが本格化、住宅金利高騰の流れで、住宅崩壊が視野に、怖くなったミデアが住宅回復した、回復したと連日騒いでいる、
    こうゆうのは飽きられてきたね、既に多くには、危ない、危ないとしか聞こえてこない、焦ってるんだね。

    安倍も何もかも早くこなそうと色んなとこに顔だして国民目線を計算したパフォーマンスを繰り返しいるがこちらも焦りが見られる。 -- 写楽 2013-05-30 (木) 23:16:47
  • yasushiさんのアメリカ物語ですね。ほんと実にタイムリーです。

    アメリカと言う国は、建国時より現在までの期間で、奴隷国家であった期間の方が長い。そんな国が人権だ、民主国家だと言っているのは滑稽ですらあり、二枚舌には恐れ入る。幕末の日本人は奴隷制を非常に批判している。
    アメリカは現在の日本人より、モノの本質をストレートに見抜いていた様に思われますね。 -- kouji 2013-05-31 (金) 09:11:02
  • こんにちは。関東も梅雨に入っちゃって。さえない空模様だよ。
    ボストン港では、黒人奴隷を販売する「市場」が毎日開かれた。この船会社=奴隷の販売業者として財産を作り、奴隷による大規模農場経営で富を作った富豪の代表的一族に、ブッシュ一族とベーカー一族が居た。
    1991年、イラク戦争(湾岸戦争)を起こしたアメリカ合衆国大統領ジョージ・ブッシュと、国務長官(外務大臣)ジェームズ・ベーカーの一族である。

    -- 確信犯 2013-05-31 (金) 13:59:40
  • いい仕事してますね~ -- クレメンタイン 2013-05-31 (金) 18:54:05
  • 酷いことしたんだね~アメリカの白人は~奴隷買い付けは日常茶飯事だっつたんだろうな~やだやだ! -- れい 2013-06-01 (土) 18:34:21
  • 酷いことしたんだね~アメリカの白人は~奴隷買い付けは日常茶飯事だっつたんだろうな~やだやだ! -- れい 2013-06-01 (土) 18:34:26
  • こんばんは~ほんまあかんな~アングロサクソンのやることは、移民にいってまでよそから奴隷とりよるんか~
    今でもなんも本質は変わっとらん気がする。
    ランディニュウマンて、あの小さな逃亡者かなんか歌うてたお父さんやろ。
    ええ詩書きまんな~たいしたもんや。このユダャ人さん。 -- こうたろう 2013-06-01 (土) 23:28:53

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