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Tag: 絵画に喩えたら何の色も言葉も感じないそんな時代に生きて 6/9Select song by Sentimental Lady/Bob Welch

絵画に喩えたら何の色も言葉も感じないそんな時代に生きて

      
     Lose your heart~Bob Welch氏 追悼

さっきまでトタンを跳ねる激しい音が暗闇で外からの全ての音を遮断していました。ニュースによると、このあたりは昨日梅雨入りしたそうです。
今、雨雲のひと群れが、立ち消え天空からの一瞬の光を感じることが出来ました。

雨上がりの街角、寂しげな街灯に照らされてアスファルトが黒く、光る
でもそれは浅い輝き、遠い、でも目映いばかりのひかりは銀河の彼方に浮かぶ点滅信号。 

皆さんお忙しい中、沢山の言葉のナイフ、そして“想い”という生き物の共生ありがとうございます。ひとつひとつ心という燃料タンクに添加して私のイカレタ車のエナジーにしてゆきます。
そしてこれからも、週に1度程度ですが、仕事を忘れて本来の自分の世界を展開したいなあと思っていますのでこれからも宜しくお願い致します。

日本語のもつ柔軟な表現力の美しさ、漢字の持つ言葉の衣を着た獣のような強さ。そんなものをいとも簡単に操って文章を構成しストーリー展開する小説家のようなことは私には出来ません。
私はどちらか言うと漢字にしても横文字にしても文字の持つ魔法、長く脈打つ文章に、独特の表現方法をちりばめる手法(自称、キラキラ星)の2級品です。

それでも皆さんの暮らしの中に浸透し朝夕に届けられる紙や液晶版(旧型の場合BSチューナー付きのブラウン管)から伝えられ情報操作する為に捏造、偏向された記事で人の心を誘導し、意識を煽動する手法の文章よりはましなはずだ。

やはり影響を受けたのは外国の詩人の詩集や哲学書などが多い。それとなんといっても思春期の頃に耳と目から入り込んだ70,sの外国の音楽詩からの影響はこのblogタイトルの通り半端ではありません。特に70,sは個性的で素晴らしい何時までも色褪せない詩やメロディーの宝庫です。こうやって今、皆さんと一緒に再生してそれぞれの人のそれぞれの心に鳴り響くことをとても嬉しく思っています。

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そんな中で、昨日ちょっと悲しいニュースがインターネットのNewsテロップに踊りました。ロイター経由で共同通信が配信したもので、“ロックバンド「フリートウッド・マック」の元メンバーで、米国人の歌手でギタリストのボブ・ウェルチさん(66)が7日、テネシー州ナッシュビルの自宅で死んでいるのを妻が見つけた。地元警察はウェルチさんが銃で胸を撃って自殺したとみている。ロイター通信が伝えた。遺書も見つかった。ウェルチさんは健康問題で悩んでいたという。ウェルチさんは1971~74年、フリートウッド・マックのメンバーとして、大ヒットしたアルバム「フューチャー・ゲーム」「枯木」などの制作に参加。ソロとなった後も70年代に「エボニー・アイズ」などのヒット曲があった。(共同)”
というものです。正に洋楽を一番聴いていた頃のアティーストで大好きなアルバムや詩も何作品かあるので非常に残念です。

画像の説明
こんなフレーズの詩があったなあ~とふと思い出した詩“When paintings have no color, words don,t rhyme~=絵画に喩えるなら何の色も言葉も持っていない(感じない)そんな時代に生きて~”のフレーズは今のこの世、いやどんな時代でも当てはまる訴えかける普遍的な心の叫びです。

画像の説明

それでは今日はBob Welchさんの追悼の意を証し彼のソロとしての1977年11/18日発表のAlbum”French Kiss”という抜群のPopセンスを感じる大ヒットアルバムからこの素晴らしいフレーズの想いが込められたこの詩をお届けしましょう。

Sentimental Lady

Written By Bob Welch

訳詩 yasushi haruno

君はここに居る そして僕を暖めようとしている
でも僕は(真実から)視線をそらしてしまい 君はまた居なくなった
僕たちが生きている 今 この時
”生きてく“意味など破片(はへん)のようにバラバラになる
そんな時代 訳もなく遠くへ旅立って思った事は
やはりこんな人生だから 君といっしょに過ごしたいと思った

僕が望んだ事を全て言葉にして伝えたい
君といっしょに居ると頭の中に想いが駆け巡る
14の喜びと何にも優る想い
僕らの交わす言葉ひとつひとつが最高のもの

感傷的なやさしい風
また僕の人生に吹き抜けてゆく
感傷的な女性 ただひとりの人 (貴方こそ必要な人)

今、この時 君はここに居る
でも何か少し気持ちのズレを感じている
僕たちが生きている今 この時
絵画に喩えたなら何の色も言葉も感じない そんな時代
訳もなく遠くに旅たって思った事は
やはりこんな人生だから 君といっしょに過ごしたいと思った

僕が望んだ事を全て言葉にして伝えたい
君といっしょに居ると頭の中に想いが駆け巡る
14の喜びと何にも優る想い
僕らの交わす言葉ひとつひとつが最高のもの

君はここに居る そして僕を暖めようとしている
でも僕は(真実から)視線をそらしてしまい 君はまた居なくなった
僕たちが生きている 今 この時
”生きてく“意味など破片(はへん)のようにバラバラになる
そんな時代 訳もなく遠くへ旅立って思った事は
やはりこんな人生だから 君といっしょに過ごしたいと思った。

感傷的なやさしい風
また僕の人生に吹き抜けてゆく
感傷的な女性 ただひとりの人  (貴方こそ必要な人)

感傷的なやさしい風
また僕の人生に吹き抜けてゆく
感傷的な女性 ただひとりの人  (貴方こそ必要な人)

そうさ感傷的なやさしい風
また僕の人生に吹き抜けてゆく
感傷的な女性 ただひとりの人  (貴方こそ必要な人)

おまけの音源は同じalbum”French kiss”より“Lose my Heart~Lose your Heart”という素晴らしいPopチューンです。
Bob Welchさん素晴らしい詩をありがとう。ご冥福をお祈りいたします。

Yasushi

★ある人の薦めでブログランキングに5/6より参加しました。下記をクリック頂ければポイントが入り一人でも多くの方の眼に長く触れることができ私の励みになりますのでよろしくお願いします。変なサイトへ飛ぶのではありません。。 サイトでのblogタイトルはMy MonologingDialog 心の詩です。

画像の説明

こちらオリジナルsentimental lady ↓

http://www.youtube.com/watch?v=5Po29UqHURs

こちらおまけのLose my heart~lose your heart ↓

http://www.youtube.com/watch?v=ZZWuJ8YN3dk

John Beatle Lennonさんの洋楽Blogサイト”A Day In The Life~懐かしき1曲"へ私の訳詩が掲載されました。このBlogはセンスの良い70,sの洋楽を中心に楽しめます。是非みなさんも覗いて見て下さい。こちらです↓

http://blog.goo.ne.jp/beatle-lennon/e/a30659d9de1b314e68cc8c8e1da818ae



コメント

  • ア~~ため息が出るくらいいい詩です。こんなふうに想われたいな~~。yasushiさんの言葉は小説家のような感じではないけど魅力的で暖かいです。小説のようにフィクションじゃない分、心のウエートを多く感じてとても素敵です。モノの捉え方が多角的で表現が豊かです。さらっつと通して一気に読み干せると言う事はその辺の変な小説家の書く駄文よりは価値は上だと思います。(偉そうに!) -- yu 2012-06-09 (土) 01:04:37
  • 14joys and a will to be merry and all of the thung that we say are very~ここの訳なんて最高にセンスのよさを感じますね~。このような多感な感性がなければ訳詩は出来ないですね。素晴らしいです。 -- kouji 2012-06-09 (土) 01:40:21
  • yasushiさんは時間があってちょっとその気になればその辺の小説家より素晴らしい短編なんかサラサラと書いてしまいますよ。それだけの才はあると思うけどな。と私は以前から主張しております。タイトリングだけでもセンス抜群だよ。
    この曲はメロディーもいいですね~。どこまでも優しい風が吹き抜ける温床にいたら育たないですよね人間は。時に何の色も景色もない立ち位置で物事を考えるべきなんですね。 -- れい 2012-06-09 (土) 01:51:56
  • 懐かしい詩ですね~。ボブ・ウエルチさん死んじゃっつたんですね。Mac~paris~solo
    活動とどれも個性的でジェントルな彼自身のサウンドを持っていた。この詩はさかのぼればMac時代の彼の楽曲。訳詩はvery very Good!
    e -- ボンバー 2012-06-09 (土) 02:11:37
  • この人の場合文章で表現するカテゴリーが多彩でそれにまつわる文化や社会もちゃんと背景に描かれているところが良い。ただムヤミやたらと綺羅星のような光る言葉のフレーズを綴っているのではない。皆さんがおっしゃるように非凡な才の持ち主。
    ところでこの詩は初めて耳にしたがメロディーもセンチな感じで良質なPOPソングだ。70年代はほんとに凄いアーティストの宝庫だつたと改めて痛感する。 -- ムシャノコウジ 2012-06-09 (土) 09:52:24
  • 邦題名確か”悲しい女”でしたよね。イントロが印象的なんでいつまでも耳に残っていたのを記憶します。いい内容の歌詞なんですね。改めて感激です。いい詩です。 -- 縄文原人 2012-06-09 (土) 11:13:07
  • 色も言葉も感じないそんな薄っぺらい世の中だから大切な人と共に自分で感じ取ることの出来る大切な想いと共に生きて行くことが大事なこと。そのようなメッセージをこのblog主の訳詩の仕方やコメント内容から読み取れる。そうだな。そのとおり。 -- トロイメロイ 2012-06-09 (土) 13:14:16
  • センチメンタルなメロディーと詩の内容がマッチして素敵な詩!! -- ももこ 2012-06-09 (土) 15:27:48
  • このひとの文章は一気に読み干せるってことは。文章の形がちゃんとしているということ。キラ星のごとく光る何かや心に刺さるメッセージをいつも発信している。この人がいつかblogでいってたようにそれに気づくか気づかないかは本人の心の在り方次第ということだね。感性のアンテナがどれだけ感度いいかってこった。 -- りょう 2012-06-09 (土) 15:36:16
  • え~~うそやろ、ウエルチはん、いってもうたんかい!!残念やナ~この詩も大好きでしたがな。Parisも短かったがこの男は音楽のセンスがええねん。しゃあからどんなジャンルやらしても自分のカラーでせめてきてええ色だしまんねん。このblog主も似た者や。そうか~いってもうたか・・・French KissのCDでも買うて冥福を祈りますわ~。ええ詩をありがとう!!色あせしまへんで~~!! -- こうたろう 2012-06-09 (土) 17:46:34
  • この詩がメロディーと曲の構成が素晴らしいのは昔からよく知ってた。今聴いても何ら色褪せることは無い。それより感動的なのは訳詩の素晴らしさだろう。このblog主はやはり只者ではない。この詩でこれほど納得でき、詩としての芸術性が保たれている訳詩を私は知らない。他の作品もそうだが今回は私が思い入れをしていた大好きな詩だけに尚いっそうそういう気持ちを抱かせた。当然ネットの訳詩サイトの詩も知っているがまるきり芸術性、言葉の持つ力がちがう。LP,CD共に下手な訳詩は付いていないのでレコード会社はこのblog主の訳詩を掲載すべきである。まじでそう思う。素晴らしい! -- ソドム 2012-06-10 (日) 02:54:00
  • いいメロディーだな~~癒されます!詩の内容も実にいいね。70年代ってやはり黄金期というか私たち人間もまだピュアな人間らしさが滲みでて活気がある世界で生きていたような気がする。今のこの野田政権のていたらくぶりはなんだ。もう今すぐ総辞職に値する。 -- mainman 2012-06-10 (日) 14:34:22
  • いい詩、いい訳ですね~~感動的です。yasushiさんあまりに芸術的な訳詩の数々なので音楽blogへも私が流しておきました。(^^) -- 天然アロイ 2012-06-10 (日) 20:50:56
  • 初めまして
    また、私のブログ記事「Sentimental Lady」のコメント欄に
    素晴らしい訳詞まで貼り付けて頂きありがとうございました。
    この訳詞が見つからなく困っていたところなので、助かりました。

    最近、よく知ってるアーティストを始めとして、著名人が亡くなる
    ことが多いので残念です。

    今後とも、宜しくお願いします。
    -- JOHN BEATLE LENNON 2012-06-10 (日) 21:39:28
  • 訳詩読んでるとうっとりするくらいいい詩だ~ほんとこんな風に思い思われたいにゃ~ -- どこものこ 2012-06-10 (日) 23:42:02
  • God Job!! -- urashima 2012-06-11 (月) 08:30:35
  • この曲聴いたことあるな。イントロのチェンバロ?の音が印象的で耳に残る。昔の曲とは思えないな。今でもHitする要素満載。いい歌は色あせない!! -- duke 2012-06-13 (水) 14:40:37

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