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問題と向き合うシリーズ

このページは以前からエンドユーザー様や営業ご担当者様向けに弊社の持つノウハウをお伝えし少しでも建築物のリメイクをする上で正しい知識をご提供出来ればと思いシリーズ化してオリジナル資料を作成して配布しているものです。

Season1Episode1鋼製屋根改修工法

''''建物の中で屋根は紫外線、風雨等の自然環境因子の影響をまともに受ける部位はありません。大掛かりな費用をかけずに鋼板屋根のデメリットを極力軽減出来る改修工法のご紹介です。弊社は県内公立高等学校の体育館屋根の60%以上、その他官公庁施設、大手工場の屋根、倉庫など約数十万m2の施工実績を有す屋根のエキスパートです。自信を持ってご提案致します。

<形状>
■形状1・・・折板屋根断面がノコギリの歯のような形状
■形状2・・・瓦棒鋼板平たい形状に均等に棒状鋼板がある

現在この2つが店舗、工場の、学校施設に使われてよく見る屋根形状です。

<材質>
■カラー鋼板・・・比較的ベース金属が厚く(0.35~0.5mm以上)表面は焼付タイプのアクリル樹脂が塗装されている。劣化するとベース金属からの発錆が早期に始まる。
現在、ガルバニュウム鋼板系が出回っており、こちらは層がメッキ処理されており早期劣化腐食を起こしにくい。

■塩ビ鋼板・・・ベース金属が亜鉛メッキ鋼板で、薄く表面を塩ビ被膜で覆っている。亜鉛メッキ鋼板がベース金属なので被膜が剥離しても初期段階では初錆は伴わないので目立たない。紫外線により表層の塩ビ被膜が侵され、接着剤層に及ぶと被膜が簡単に剥がれてしまう。パラパラと塗膜が剥げているケースはこのタイプ。通常の塗装仕様では改修出来ません。
弊社は塩ビ鋼板の製品開発時に製造メーカーと塗料がらみで関わっていました、下松市に本社工場を持つ東洋鋼鈑のビ二トップです。

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<最適な改修材料>
■天然アスファルト系の屋根専用塗料
(特徴)
1.断熱効果ー夏期エアコン等冷房費電気代の節約に結びつく。
2.防水性に優れるーアスファルト系防水材として用いられている天然アスファルトの 配合により防水性にも優れた性能を示します。
3.優れた防錆力ー防錆力のある浸透材により錆止め材無しでも長期防錆力を有する。
4.塗膜の柔軟性ー塗膜は厚いが弾力があり柔軟性を兼ね備えており、夏〜冬の温度差による塗膜剥離が起こらない環境を保てる。
5.塗装回数の削減ー鉄板素地、既存塗膜の上の密着性も優れ、1回塗りで非常に厚い塗膜が得られるので塗装機、ローラーどちらでも1〜3回程度の塗装工程で、コストダウンが図れる。
6.メンテナス周期の延長ー従来の塗り替え用塗料に比べメンテ周期を3〜4倍延長出来流のでトータルメンテナンス費用の削減が出来る。

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弊社ではこの塗料での多くの施工実績がございマス〜
詳しくは施工実例、及び Case Note 参照下さい。
施工状況

Season1Episode2 スレート波板屋根改修工法

''''今回は工場や倉庫の屋根に多用されております波板スレート屋根の改修方法です。

古くなった波板スレートは脆いだけではなく製造年代によって有害物質である”アスベスト”を含んでいますので改修工事は慎重に行う必要があります。
以上の事からゼネコンや塗料メーカーは回避傾向にあります。
安全衛生面を考慮するならば、そうならざるを得ないのは理解できますが、所有者様サイドからしたら、”だから何とかして欲しい”、高額な張り替え、葺き替え費用を算出しなくてメンテを行うのがプロじゃないのか!!と言うご要望を何度も耳に致しました。当然です。当事者様の立場で観る事が大事だと思います。

<<スレート波板屋根の改修状況の現状>>

<改修工法>
工場、倉庫に多く使用されております波形スレートには有害物質であるアスベストを含んでいるものは、弊社の調べでは2002年製造までの波形スレートには、アスベスト(石綿繊維)を含んだ製品が製造されていました。
現在、産業廃棄物処理法により、石綿廃棄物は厳重な管理が必要な、”特別管理産業廃棄物”に指定され環境問題が表面化する中でも改修工法としてノンアスベストの新しいスレート屋根材の重ね貼りやシート類、鋼製屋根によるカバールーフ工法等がございます。但し、価格面や荷重が重くなり耐震基準等も絡んできて、あまり広く採用されていません。また、通常のスレート屋根の塗替え用塗料では、防水性、アスベストの封じ込め性に欠きます。
今回ご紹介するのは特殊塗料による固着・封じ込め改修工法と更に痛みの激しいスレート用には、JFEスチールの特殊カバー工法です。

施工前・施工後対比画像の説明
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<推奨工法>
傷みがそんなに進行してないものなら塗装回収が費用的にも一番現実的です。
■アクリルゴム系厚膜材料によるもの
 防水・遮熱・防錆・封じ込め効果が期待出来る。
 費用:3000円/㎡
  10〜15年目安にメンテナンス

■天然アスファルト系厚膜材によるもの
 防水・遮熱・防錆・封じ込め効果が期待出来る。
 費用: 1500~ 2300円/㎡
  10〜15年目安にメンテナンス 
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■JFEスレートカバー780による鋼製カバールーフ工法
 防水・遮熱・防錆・封じ込め効果が期待出来る。
 費用: 8000円/㎡
  10〜15年目安にフックボルト補修
  施工時にアスベストの飛散が少ない。
  事前に無償でフックボルトの強度試験を行う
  捨てネットを設置して安全性の高い確率された施工方法 
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Season1Episode3 住宅用スレート系屋根改修工法

メンテナンス計画及び屋根材というモノ
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1. 素材を理解した上できちんとしたメンテナンス計画を立てる
屋根は建物を風雨、紫外線、熱、飛来物等から守り、自然界の影響を一番過酷な条件でうけ続ける部位である為、メンテナンス計画は長期維持を展望したランニングコストを基にした所有者様の求めるモノを満たす改修方法が望ましい。

2, 建築系スレート化粧屋根材とは
・カラーベスト・コロニアル:これらは2004年以前にアスベストをセメントで固めた
住宅用石綿化粧スレートで厚み2mm~5mm程度 のスレート屋根です。
・コロニアルNEO,ザルフグラッサ、(クボタ=現ケミュー)パミール(ニチハ)等の、環境対策として1996年から2008年まで製造販売されたノンアスベスト系スレート材アスベストの代わりに強化繊維を用いセメントを固めた材料だが、アスベストの持つ収縮追従性と強度は得られず、膨れ、剥がれ、割れが早期に出る。

3,建築系化粧スレート屋根の寿命
   20年から25年
4.,不具合の対策と現状
 
・スレート屋根素材メーカーは保証期間10年を超えたら一切責任義務を負わない。
 10年前までに良く屋根を点検しておくことが良策。
・塗替えに不向きとされているノンアスベスト系の屋根は塗料メーカーは塗装仕様を回避する。
                      ⇩
これだと1番泣きを見るのは所有者さん。10年ちょっとで屋根葺替えたり、カバールーフで高額な費用負担となる。施主様が塗料の特性と出来得ることをきちんと理解されメンテナンスをお考えて頂けるなら塗装によるメンテナンスのノウハウをご提供させて頂きます。出来ないとされてる事、人が避けて通る事をやり遂げるのが弊社のポリシーです。

<塗料・塗装について、及び塗料、塗装によるメンテナンスので知っておいて欲しい真実>

1.美観の維持、品質の維持=耐用年数の延長 はっきり言ってこれだけです。それ以外は求めないで下さい。
2.遮光塗料、断熱塗料等の機能効果はスレート系屋根では体感としてほとんど得られません。
3,塗装によるメンテナンスはアスベスト系で10年毎に2回まで。ノンアスベスト系は5年毎に3回までが限界ですそれ以降は屋根材の葺替え 等の別工法を推奨します。
4.過酷な条件下の屋根という素材を保護するのには高耐候性塗料が有効、これは間
違いです。確かに美観維持だけを取るなら見かけは苔もつきにくく、色褪せがしにくいかもしれません。しかしながら凡庸の屋根材でも10年は機能維持はきちんと果し
てくれます。

<不具合の多いノンアスベスト系スレート屋根材と向き合う>

画像の説明画像の説明

前の項で述べた様に不具合の多いノンアス系のスレート屋根で1番の被害者は施主さんに他ならない。
弊社はリスクを冒して問題の多い屋根の塗装を進んでやりたい訳では決してない事を先に述べておきます。
“塗装出来ないので他の改修工法をと言えば”簡単です。
実際弊社はガルバ鋼板や塩ビシート製のカバールーフ広報も施工取り扱い工法ですので、そちらを推奨すればリスクもないし
高額な施工代も得られる。

然し乍ら、施主さんの立場になってみれば 10年、15年で屋根の葺替えやカバールーフと言った高額改修工法しかこの屋根のメンテナンス方法は無いです!と言われても、はいそうですか、と誰もが納得されるとは思わない。
そうした時、塗料の特性、限界、ノンアスベスト系の屋根の特性、状況を理解して頂けるなら塗装によるメンテも有りだと言う事をお伝えしたい。

<それでは以下の様なアプローチで詳しくノンアス系屋根材と向き合って見ましょう。>

1. 不具合の発生する理由
ノンアス系に限らず、スレート系化粧屋根材は、夏、冬の季節及び日中、夜間という1日においての温度差によって主に
劣化が進み、湿気、紫外線、水分(雨、乾燥)、地震、風のしなり、近隣の地盤工事等の揺れによるスレート負  荷がかかり結合が弱まり発生します。
アスベスト系ですとアスベストという天然素材が寒暖の差、温度変化に柔軟で収縮に追従し強固な素材であった。
そのアスベストを使用せず研究途中の強化繊維でセメントとの結合を図ったノンアス系屋根材は脆弱な素材となった。

2.ノンアス系だけが不具合が出る、塗装ダメだという認識は間違い

1.で述べた様に結合力が弱いので不具合が早期に顕著に出てはいますが、同じスレート系なら少なからず不具合は出ています。
それはスレートの以下の特性によるもので、アスベスト系、ノンアス系、何ら変わりはありません。
夏場であれば雨が降ると水がスレート材に含まれ、高温にさらされて乾燥。
冬場であればスレートに含まれた水分は凍り、日中は融けるなどを繰り返します。
これらが繰り返され、積み重なるうちに、スレートの中の水分は凍ると体積が大きくなるので、スレートに含まれているわずかな水分も、凍ることで大きくなっています。その影響で、結合していた成分同士が少しずつ引き離されてしまうのです。
これを繰り返している間に、成分は完全に分かれてしまい強度が低下し、亀裂や割れといった形で表に出てきます。
更に、成分が分かれてしまったことで、柔軟性をなくした素材は固く脆くなり寒暖差に対する伸縮にも追従できず、反り、膨れ、ミルフィーユ現象という形で現れてしまいます。屋根メーカーの肩を持つ気は更々ありませんが、これは経年劣化であり、早いか遅いかの差はありますが、わずか数ミリのスレート屋根材では仕方がないともいえるものです。

3.不具合の多い屋根材
ニチハ :パミール
クボタ (現、ケミュー):コロニアル NEO,ガルフグラッサ
松下電工(現、ケミュー):レサス、シルバス

4.不具合の状態・実態
パミール系は水分の介在し易い、屋根材のエッジ部が脆弱となりポロポロ崩れ落ちたり、ミルフィーユ状にサクサクと層間剥離を生じる。
レサス系は表面全体が脆くなり無数のヘアークラックや大きな割れを生じる。

共に、全国的に同じではなくて、関東及び関東以北の東北、北陸地方が多く発生している、これは先に述べた寒暖の温度差によるものが大きい事を裏付けている。関西以西は比較的不具合の発生が小さい。

<メンテナンス方法の選択>

<塗装によるもの>

ノンアスベスト系化粧スレート材の特性をご理解頂き、以下の条件をご承諾頂けるのなら塗装改修は可能です。

1. 通常のコロニアル系より、下地調整費、脆弱部処理費等が加わり割高になる。                   
2. 足場仮設後、詳細調査で補修費が加算される可能性がある。(今まではありません。)
3. 3~5年でエッジ部に数%剥がれ、膨れを生じる可能性があるが、漏水の影響はない。
4. 状況により上塗り塗料は吹付塗装となりますので養生ネットの足場の高さを少し高めに組み場合により覆い養生の必要があります。
5. 初めての塗替えの場合、機能、美観維持目的とされ見た目を気にされるなら5〜7年周期で塗替えを行う。
6. 新築後20年〜25年(屋根耐用年数)を超えて1度もメンテナンスされてない屋根は葺替え工事、カバールーフ工法をお勧めします。

<カバールーフ工法>

弊社でも2種類施工可能です。既存を処理しないので産廃物が出ず環境面で優れていますが以下に特徴を記します。
a)ガルバニュウム鋼板によるカバールーフ
1. 既存屋根とカバールーフの間に結露水が発生し屋根下地材、躯体をも損傷する恐れがある。場合によっては雨水の漏 
水よりも怖い現象が起こる可能性を増やす事になりますので施工物件の状態、環境を十分考慮して検討する必要があります。
2. 金属屋根ですので雨音がうるさい。
b)塩化ビニール屋根によるカバールーフ
  1.浸透性のある塩ビ素材を使用することで、既存屋根間での結露水の発生、水分、湿気の残留がない。
  2.雨音も響かない。自重が軽いので耐震設計や台風時にも安心できる。カバールーフならこちらをお勧めします。
  (共通留意事項)新築後30年以上建物を維持されるご計画であればそれまでは塗装メンテで凌ぎ、葺替えをお勧めしま
   す。と申しますのは、カバールーフを行なったとしても最終的には葺替えとなってしまうと、その時の既存屋根撤去料
   は高額な負担となってしまうからです。

  <葺き替え工法>

  20年以上何のメンテもしていない屋根や塗装メンテを続けて築30年以上のものは葺替え工法を推奨致します。

<最後に、最初に行うべきことを>

まず最初に重要なのは施主様とこの建物の維持計画を十分話し合ってそれに見合うメンテナンス計画を立てる事に
あると思います。
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<施工単価>
1.塗装改修工法      3200~3500円/ ㎡
2.塩ビシートカバー工法 13000円(切妻)~13600円(寄棟)/ ㎡
3.ガルバニュウム鋼板による カバー工法 10000円 / ㎡
4.葺替え工法              15000円〜 / ㎡

Season2Episode4 サイディング外壁の問題点

外壁サイディング材について

戸建住宅や低層アパートに至っては70%が外壁材として使用しているのがサイディング材です。その中でも主流の窯業系サイディングについてお話しましょう。
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造り方
主材料はセメント質の無機原料と木繊維又は木片で補強し、これを色んな表面模様、形状の板状に圧縮成形し結合材により、“繊維補強セメント板系”、“木繊維補強セメント板系”、“繊維補強セメント、ケイ酸カルシュウム板系”の3つに分けられます。

取り付け工法
釘工法=釘で下地に打ちつける“釘工法”これが主流でほとんどです。
金具工法=下地材に金具を固定して取り付ける。高コストで技術を要する。
     厚み15mm以上のものは釘工法では割れを生じるのでこちらが用いられる。

特徴
意匠性=タイル調、レンガ調、コテ仕上げ調など表面のテクスチャーや色が豊富
耐震性=地震で割れを生じることはない。
防火性=見た目からは以外ですが防火性も優れています。

短所
吸水性=表面塗膜が犯されると水を吸ってしまい素材を痛めてしまう。
蓄熱性=主流の12mmのもは紫外線の熱を蓄積し反り等が発生する。
防水性=ジョイントをシール材で収めることが多く、定期的なシール材の
    更新が必要。
経年経過したサイディングはこれらの3つ等が同時多発的に起きて温湿繰り返しの症状でサイディング材の反り、割れ、腐食がおこる。
又、西日の強く照射される西側の壁によく起こる現象として、“日射加熱”という病状が御座います。

日射加熱=サイディング材が直射日光を受けて内部の構造板のコンパネが温度変化により収縮微動して反りや膨れを起こします。対策としてはベントキャップ等の換気口をとりつけて空気の流れを抑止、熱く膨張する水蒸気を逃がしてやることで解消できます。
またこの換気対策はカビの発生、内部結露の発生をも制御できるので非常に有効的です。

メンテナンス
表面は工場塗装を行われいますが10年程度経過したら塗膜性能が限界ですので塗り替えが必要です。この際、割れ、腐食、反り等が酷い場合はその部分は取り替えて新たに現地塗装することがより効果的且つメンテナンスサイクルの延長が可能です。

<メンテナンスフリー高性能サイディング>
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2001年製造以降のサイディング材の中には光触媒機構やセルフクリーニング機能を付加した高性能なサイディング材も各社製造販売し多く市場に出ております。中には30年保証が付いた高性能なものもあります。ジョイントのシーリング材もそれに併せて30年耐用の高耐久性の材料が出回っております。

そういったサイディングは現地再塗装など理論上必要ない。汚れたり不具合が出たら製造メーカに保証が付いているはずです。ただ、ハウスメーカーなどは自社のメンテナンス計画に沿って上手く軌道修正して15年位に再塗装した方がより長くお住まいを綺麗な形で維持できますと謳っているところもある。がこれは正確に言うとお客様を上手く騙していると言える。お客様は何の為に新築時に高いお金を出して高性能な材料を選択したのか?と言う事を問いたい!!
良識のある施工者、販売者なら高性能なサイディング、シール材の外壁は精々、15~20年後にシールや塗装の部分補修とバイオ洗浄をすれば良いはずである。

Season3Episode5 塩ビ鋼板住宅関連製品塗り替えの問題点

塩ビ鋼板製品の塗り替え塗装の問題点(屋根、壁、駐輪場、玄関ドア等に使用されている。)

*屋根材、物置、サイクルハウス。駐輪場、等の屋根、パネル、玄関ドアに幅広く使われている塩ビ鋼板ですが、メンテナンスには非常に難がある素材である事を先ずお伝えしておきます。メーカーによっては塗装不可としているところもあります。

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再塗装がきっかけで既存塗膜の可塑剤の表面移行等で下地から或いは既存⇄再塗装膜の層間で剥離が起こる場合もあるので要注意です。

10年以上屋外環境にさらされたものは、ベース金属に接着剤層で接着されている塩ビ皮膜が離れてしまいそこから発錆、腐食が始まる。特に鋼材のジョイントやエッジ部に多く見られる。塗膜の浮いた部分は良く剥ぎ取って施工する。玄関ドア等は浮きが見られたら全面剥ぎ取り。駐輪場や物置等は再塗装しても或いはすることがきっかけで素地から塩ビ被膜の小さな浮き離れが観られるので気になる場合その都度補修するしかない。
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<被膜の剥がれについて>
屋根は厚みのある塗料でカバー出来る。壁、その他は既存被膜を全面剥がさない限り、塗装する事により、表面張力等の刺激で被膜が剥離する事もあり、上に塗装してもその塗料や既存塗膜から離れてくるので小まめな補修が必須となる。ドア以外全面剥がしは現実的でない。

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推奨改修仕様は以下の通り
屋根=天然アスファルト系の塗料の塗替え仕様がベスト
外壁=弱溶剤系の塗料
駐輪場=弱溶剤系、水系の塗料
玄関ドア=弱溶剤系、水系の塗料

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